RVMX回線設計にポケベル対応機能を試験機能として追加

RVMX回線設計にポケベル対応機能を試験機能として追加

概要

 RVMX回線設計にポケベル対応機能を試験機能として追加

   ポケベルは以前は 一般ユーザーに非常に多く使われていましたが、現在は殆ど使われていません
  しかし、非常用として医療や防災向けに普及し始めているみたいです,防災用ポケベル(280MHzデジタル同報無線)
  ユーザーさんよりの依頼でRVMXの回線設計にも追加してほしいとの依頼が有りました。
  但し、まだわからないところもあるので試験機能としました。
  動作は2026年版よりとなり、試験機能とします。

1.仕様と諸元

    ポケベルは受信機の仕様設定が難しいので参考とします
    -1.仕様はARIB STD-42(1994年参照)
     a.周波数帯 280MHz(変更可能)
     b.帯域 16KHz(固定)
     c.伝送速度 512/1200/2400Bpsより選択

    -2.以降はARIBのSCPC 260MHzの諸元より推定
     a.ビットエラー 1/3%より選択
     b.所要CN    ビットエラーより算出
     b.ノイズフィギャ   8dB(受信機性能の為、SCPC 260MHでは固定を変更可能に変更)
     c.外来雑音マージン  3dB(受信機性能の為、SCPC 260MHでは固定を変更可能に変更)
     d.機器マージン    6dB(受信機性能の為、SCPC 260MHでは固定を変更可能に変更)
     g.場所率マージン   0dB(変更可能)
     h.土地係数      -10dB(変更可能)

    -3.所要受信入力電圧
     固定計算用、サービスエリアではエリア電界ERP(dBμV/m)で行う
     ARIB STD-42でも受信機性能の特定はできないのでエリア電界ERP(dBμV/m)で規定
     a.512bps       1994年ARIB STD-42より14 dBμV/mをdBμV に変換すると50Ω終端,アンテナ利得=2.15dBとして -3dBμV(変更可能)
     b.1200bps          〃      17 dBμV/m   〃                         0dBμV(変更可能)
     c.2400bps       1994年ARIB STD-42には未記載の為AIより-5dBμV 〜3dBμV 程度(50Ω終端時)より  3dBμV(変更可能)

    -4.固定計算用出力書式  RVMXのaribフォーマット

2.利用方法

    方式はarib方式とします
    -1.VHF/UHF固定回線の場合、条件設定画面で設定。
     a.変調方式を設定
    
    

     b.その他条件設定
    

     c.注意
     既に計算条件->デジタルの判定基準値(ARIBタイプ)をご利用の時は
     一度初期化する必要があります、方法は102を入力すれば初期化されます
     これによりPCOSAGの512BPSと1200bpsの所要受信入力が設定されます、現在の所2400bpsの所要受信入力が不明の為未設定です

     d.その他は他の方式と一緒の為省略

    -2.サービスエリアの場合
     a.ポケベルは受信機特性が特定しずらいのでエリア電界ERP(dBμV/m)で行った方がよいと思われます
    

3.結果例

   -1.固定計算の例
    
     矢印はARIBの1200bpsの所要受信入力が自動設定されています
 
   -2.サービスエリアをエリア電界ERP(dBμV/m)で計算の例
    

4.利用例

   -1.固定計算のPDF出力例      結果例

5.その他

   -1.防災用などでポケベル配布等により受信機特性が特定できるのなら、サービスエリアでも受信機入力やCNなどでも可能と思われる

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